〜BLEACH!!〜
第二十五話
「さっきみたいにすぐ終わるんじゃねえぞ。せっかくお前と戦えるんだ、長くもってもらいたいもんだ」
後ろには倒れている一護。今までの戦いから考えると斬撃一発、ここでくらったらその衝撃で一護にまで被害がでる
長引かせない。絶対に一護はこれ以上傷つけさせてはならない
「長く・・・ねえ。悪い更木さん、とっとと終わらせる」
さっきよりも、さらに強く柄を握り締める
「こっちは長引かせてえんだけどな・・・行くぜ・・・!」
そういうと一護の時と同じようにこちらに一気に迫ってきた
悪いけど・・・見えてる
片足を軸に、体を回転させ斬撃を避ける
勢い余った刃は、凄まじい轟音と共に地面をたたきつけ、地盤をめくり上がらせた
その地盤のうち一欠けらが飛んで一護にあたる
もう少し近かったら・・・めくれた地盤ごと一護が吹っ飛んでたかもしれねえ・・・
「・・・何ぼさっとしてやがる」
いつの間にかぶつかる寸前までに近づいていた
そのまま振り上げられる刃先
避けなきゃ・・・!!
左足に力を入れて、軽く右に飛ぼうとする
その時視線の中に入った一護の姿
その姿は俺の真後ろ、1メートルも離れていない場所にあった
さっき更木さんの攻撃を避けた時に後ろに後退して、かなり近づいていたらしい
受け止めなきゃ・・・一護に当たっちまう・・・
とっさに頭の上に刀を構える
ガンッ!!
刀と刀がこすれる音
衝撃には耐えた。弾き飛ばされてもいない
ただし、腕を細い線を描くかのように血がつたっていた
攻撃を受け流し後ろに飛べば別に怪我はしなかった
しかしその場にとどまらなければ、今の攻撃は少なからずとも一護に影響を与えていた
無理をした代償がこの怪我ってことだ
「どうした?こんなんで怪我すんなんてらしくねえじゃねえか」
今のは周りから見れば不思議なことだったらしい
「別に、こんなのただのかすり傷だ。まだまだですよ」
ひとまず一護から離れないと、ろくに戦えもしないな・・・
「次は・・・こっちからです・・・!」
更木さんがやったんと同じように今度はこっちから近づく
そうすればいくらか距離を稼げるから一護には被害が少なくなる
両足に力を込めて・・・一気に飛び出す
刀を振り上げて・・・斬る!!
ヒュンッ!
風を斬りながら刃先が更木さんの前を横切った途端、さっき一護が斬ったあたりから血が飛び出た
「ダメですよ、油断しちゃ。仲間だのなんだのは言いますけど、俺は一護みたいに・・・優しいわけじゃありませんから」
仲間が傷つくのは嫌いだ。でも敵になった仲間を傷つけるのも嫌い
でも、そんなわがままは通じない。どちらかは必ず犠牲になる
どちらを犠牲にするか・・・決まってる。ルキアを助けたい、一護達を護りたい。だからたとえ敵が誰であっても戦う
そして・・・昔失ってしまったものを・・・取り戻したい
「・・・十年やそこらじゃ俺のことを斬れなくなることはねえか・・・面白くなってきたじゃねえか」
俺が斬った辺りを見ながら更木さんが呟いた
また・・・驚いてない・・・笑ってる
「だが、まだ動きが鈍ってるな・・・まあ戦ってりゃなおるだろ」
そういうとまた突っ込んで来る
斬りかかってくる刀を今度はちゃんと受け止める
当たり一帯に響く金属音
ぶつかり合ったまま離れない刀
ほぼ同等の力と力がぶつかり合い、そこから動くことができない
・・・ヤベえ・・・圧し敗けるな・・・
更木さんは下に向かって刀に力を入れている。それなら俺の刀をはずせば支えを失い一瞬だけ動くことができない
やるなら・・・今だ
足に霊圧を溜めて・・・一気に放出!!
コツっと小さな軽い音を立てて、更木さんの斬魄刀の上に着地
そのまま足で刀を押さえつける
柄を握り締めて振り上げ・・・思いっきり振り下ろす
ザンッ!!
肩から胸にかけて、紅い筋が走る
そこから血が吹き出る
至近距離で攻撃したからか、更木さんの返り血が頬・肩、いろんな所に飛び、付着する
「・・・そうだぜ・・・こんぐらいできなきゃなァ!?」
その言葉と同時に、俺の足でおさえていた斬魄刀を一気に上に引き上げる
やば・・・ッ!
即座に足を刀からはずし後ろに飛ぶ
それと同時にまた距離を詰めてくる更木さん
ギンッ!!
また、刀と刀がぶつかる
「今度は・・・さっきみたいにはいかねえぜ」
そういうと俺の刀を掴んだ
そのまま容赦なく、振り上げた斬魄刀を振り下ろしてくる
このままの場所だったら肩に直撃する
「ちッ!」
できる範囲で横に飛ぶ
「・・・よく見ろ」
上から来ると思っていた斬魄刀が横にきていたのに気がついたとき、その言葉を理解した
肩なんかじゃねえ・・・ほんとにもう終わらせるつもりだ
地面に足がついたと同時に上に跳ぶ
・・・間に合え・・・ッ!!
ザクッ!!
何かに物が突き刺さったような音と共に、そこらじゅうに血が飛び散った
それと同時に右足に何か、生ぬるいものが伝う感触がする
腹の直撃は避けたが、間に合わなかった膝から足首にかけて深い傷と、とめどなく血が溢れていた
痛・・・くはないか。だけど神経か何かが今ので切れたのか少ししか動かない
「直撃を避けたのはほめてやる。だがそれじゃもう動けねえだろ」
幾ら動かそうとしても出血量が増えるばかり
「確かに。もう走れないし跳べもしません」
このままじゃ、死ぬのを待つばかり
だけど俺が死ねば・・・一護も死ぬ
無事に現世に帰してやるって決めたからには・・・ここで死ぬわけにはいかない
そして・・・一護を酷い目にあわせちまった。ルキアも助けられないままで一護をこんな形で死なせたくない
俺がここから・・・更木さんに勝つ方法・・・もう、一つしか残されていない
「・・・更木さん。もっと戦いたいですか?」
何にも驚かなかった更木さんが
「・・・何言ってやがる?もう終わりだ。もうお前は何もできねえ。やめだ」
少し驚いた表情を見せながら言った
「何もできないわけじゃないですよ・・・今、ここで証明します。こんな状況からでも勝つ術があるということを」
斬魄刀に霊力を集中させる
今使えないのは足。いくら回復術があったとしてもこの戦いの中では使っている余裕がない
だったら・・・足を使わなきゃいい
「ここ十何年、俺は始解は使わないできました。理由は簡単、人間界で使ったら全ての霊に影響がでるから・・・」
そこで一呼吸おく
「そして尸魂界に来てからも、なるべく使いわないようにしました・・・今ここで・・・大切なものを護るために使う」
さっきの何倍もの霊力を斬魄刀に込める
「始解か・・・おもしれえ、使ってこいよ!」
ここにきてまであくまで戦いを愉しむことにこだわる更木さん
そんなことにはかまわず静かに目を閉じる
((また・・・力を貸してくれるか?))
心の中で呼びかける
((当たり前だ。好きなように使え))
誰もいないはずなのに返事が返ってくる
((ありがと・・・))
そう呼びかけると、また目を開ける
柄から左手をはなし、右手首を強く握る
切っ先は更木さんの方に向けたまま、始解の言霊を言おうとした・・・その時だった
後ろで何かが爆発したようにも思える、音にならない音
それと同時に感じる・・・強大で、凄まじい霊圧
即座に後ろに振り向いたその視線の先には・・・
「・・・一護・・・」
肩に刀を担ぎ、立ち上がった一護の姿があった
・・・さっきとは比べ物にならない、別人のような霊力と共に
致命傷かと思われた傷もなぜか塞がり始めている
そして血がほとんど流れなくなり、こっちに向かってゆっくりと歩き出した
「もう・・・大丈夫なのか?」
「ああ、悪かったな待たせて。さがってくれ、こっからは・・・俺がやる」
致命傷だと思っていたのに立ってくれてよかった。だけど・・・
「バカ言え!お前じゃ勝てねえ!!さっきのでわかっただろ!?このまま俺がやる!!お前こそ下がれ!!」
これ以上・・・一護は戦っちゃいけないんだ
「・・・いいから、俺に任せろ。まけっぱなしってのも嫌なんだけどよ、最後までやりてえんだ。ルキアを助け出すためにな」
目に宿る闘志。自分が決めたことに向かって進む、そういう目・・・要するに一護の頑固一徹モード
何を言っても・・・聞いてくれないんだ
「・・・わかった・・・・・・行く前に一つ聞いていいか?」
「何だ?」
これだけは知りたい。知っておきたいこと
「俺が・・・お前を止めなかったこと・・・正しかったのかな・・・?」
死に掛けたことが嘘の様な表情の一護に対してそっと聞いた
俺のしたことは、怨まれたっておかしくないと自分で思う
相手の力量がどれ程かを知りながら、それに対する得策をとらずに危うく死人まで出すことになり掛けたのだから
なのに・・・勝つことしか考えないのは・・・俺からしてみれば考えられない
「ああ・・・確かにお前があそこで乱入してたら俺は倒れなかったんだろうけど、そうじゃなかったから俺は斬月と二人で戦うことを思い出せたんだ」
・・・話がつながってない
「・・・倒れてる間に何があった?」
「俺の中の世界に行ってた。そこで自分の斬魄刀を信じて戦うことを知ったんだ」
内なる世界・・・今年の春に死神になったばかりの人間が、そんな所にまで行けるようになるなんて・・・
「お前が止めてたら・・・俺は自分の力だけで戦ってるって信じ込んじまってた。逆に感謝してる。最後まで俺のこと、信じてくれたお前にな」
感謝してる・・・か
何年ぶりだろう。そんな言葉を聞いたのは
「感謝ねえ・・・わかった、任せる。とっとと勝ってこい」
「おう!!」
そう叫ぶと俺の前へと一歩、ゆっくりと踏み出す
その瞬間、地面を力強く蹴り、間合いを縮め、一瞬の間に更木さんの肩を切り裂いた
一呼吸おく間も無く次の攻撃へうつろうとする一護
それを見て、刀を盾に攻撃を防ごうとする更木さん
ガンッ!!
二人の刀がぶつかり合う
更木さんの勢いに圧し勝った一護がまた刀を振るい、胸あたりを切り裂く
・・・信じられない・・・更木さんが・・・圧し負けている・・・
そのうえさっきまでとは逆に、今度は更木さんの息遣いが荒くなっていく
「・・・悪いけど時間はかけてられねえ・・・一気にカタをつけさせてもらうぜ」
軽く言い放つ一護
今まで圧し勝っていた人物に自分が圧し負けたというのに、更木さんは笑っていた
「・・・一気に方をつけるだと・・・そいつァ困るな・・・せっかくここまで楽しくなってきたのによ!!」
その途端に急に膨れ上がった更木さんの霊圧
一護に向かってものすごいスピードで、接近していった
「できるだけ長引かせて、行こうぜオイ!!」
反射的に刀を前に一護が突き出す
更木さんはそんな攻撃を避けようともせず、目の下から血が垂れる
しかしそんな事にはひるみもせずに一護の顔に向かって刀を振るった
「・・・な・・・」
信じがたいことだったのか、小さくそう言葉が一護から漏れた
その瞬間に一護の頬に傷ができる
第二激をくらわないよう、一気に間を広げた
「ははっ!!たまんねえな!!てめえが何故復活できたのか!?てめえが何故急激に強くなったのか!?気になることは山ほどあるが!!とりあえず今はどうでもいい!!」
いいんだ
「今はこの戦いを、楽しもうぜ!!」
今話している間に、更木さんに溜まったダメージは一護よりも確実に大きい
なのにこの余裕、斬っても・・・倒れるどころかひるみもしない
「剣八」の名前の通りだ
「お・・・おかしいぞあんた!!どうかしてる!そんなに戦いが好きかよ!?死ぬのも斬られるのも怖くねえのかよ!?」
確かに・・・人間からしてみればおかしいんだろうな
でも、これが普通の人だって数多い・・・昔の俺のように・・・な
「・・・どうかしてるだと・・・?」
一護の言葉に異常に反応する更木さん
「どうかしてるのはお前の方だ!!!それだけ強くて何故戦いを好きにならねえ!?愉しめよ!!死も苦痛も!!その為のただの代償の一つだろうが!!!」
死がただ一つの代償。一護は人間だ。驚くのも無理ない
更木さんは今度は空を見上げた
相変わらず息遣いは荒く、体はボロボロ、立っていられる方がおかしい
「最高だ・・・!対等の戦い!いやわずかに・・・だが確実にお前が上だ!!」
なのにこの余裕・・・また何か考えてるな
「いつ以来だ・・・こんな高揚感は・・・!・・・お前になら・・・全力で戦っても良さそうだ!!!」
そう叫ぶと、右目の眼帯をもぎ取った
それと同時に跳ね上がる霊圧。周りの空気からも、その凄さが読み取れる
しばらく何も言えなかった一護が
「へ・・・きったねーな。ここまできて隠し球かよ・・・その右目に何が仕込んであるんだ?」
仕込む・・・んなことするバカは隊長クラスにまずいない
「仕込む?右目に?ハッ、誰がそんなくだらねえ小細工するかよ」
ほれみろ
「こいつは技術開発局の連中に作らせた、霊力を無限に食らい続ける・・・化物だ」
そういうと右手に持っていた眼帯を放り投げた
「今迄こいつに喰わせてた分の霊圧を・・・」
話すと同時に柄に手をかけ、一振りする
途端に横の建物は斜めに斬れ、粉々に砕け散り、崩れ去っていった
「全ててめえを殺す為につぎ込む。それだけのことだ」
目の前に起きている光景は、実に信じがたいもの
しかしそれに動揺することなく、一護は落ち着いていた
そして静かに目を閉じ、何か・・・俺には見えないが、会話をしているようだった
数秒の沈黙。それは一護の霊圧が凄まじい勢いで跳ね上がったことで終焉を迎えた
「ほう!ここにきてまだ霊圧が上がるか!おもしれえ!!」
一角の時よりも・・・いや、恋次の時よりも数段に成長している・・・
「上がるさ。俺は斬月の力を借りて斬月と二人で戦ってんだ。自分一人でしか戦おうとしねえあんたには、絶対に敗けねえ」
・・・さっき話してたのは・・・一護の斬魄刀、斬月の本体だったんだ・・・
もしかして・・・一護はもう・・・
「斬月・・・?その斬魄刀の名か・・・?斬魄刀の力を借りて・・・斬魄刀と共に戦う・・・?・・・戯言だ」
冷たく言い放つ更木さん
「斬魄刀は戦いの道具だ。“斬魄刀と共に戦う”なんてのは、自分の腕で戦えねえ弱りきった負け犬の科白だぜ」
その言葉の後にすぐ、周りの空気が変わった
「俺やてめえの科白じゃ・・・ねえんだよ一護!!!」
また何段階も上がった霊圧。それに負けじと一護も霊圧が上がった
それを合図に二人が・・・決着をつけようと走り出した
ドンッ!!!
凄まじい霊圧同士の衝突は、ここら一体の建物すらも崩した
もうもうと上がる砂煙。どちらが勝ったかは・・・この砂煙が晴れなければわからない
一護に立っていてもらいたい。だけど今の音からして、どちらかが立っていたとしても相当な傷を負っているに違いない
・・・一護・・・
何も音がしなくなってから数分がたった
次第に砂煙も晴れてきて・・・人影が二つ確認できた
どっちだ・・・どっちが勝った・・・?
完全に砂煙が・・・消えかけた時。両者の刀は、相手に深々と突き刺さったままだった
「・・・悪い・・・・・・みんな・・・」
腹あたりを切り裂かれ、一護はその場に倒れた
地面に大量の血が飛び散る
その瞬間に、更木さんの肩からも、血が噴出した
「・・・ハッ・・・何が、悪い、みんなだ・・・」
そう呟いた
そして、その言葉に呼応するかのように更木さんの斬魄刀が二つに折れた
「てめえの勝ちだ・・・バカ野郎」
そう呟いて、更木さんもその場に倒れた
十一番隊更木剣八。隊長内でもその戦闘能力は高クラス。それに・・・勝った・・・
「一護・・・・・・」
ズリズリと足を引きずりながら一護の側に歩み寄る
凄まじい成長、今改めてここに感じた
だが幾ら成長した所で死んでしまっては・・・何にもならない
さて・・・どこに連れて行くか・・・
そう考えた時、後ろで足音がした
振り向くと、今迄建物の上にいたはずのやちるちゃんが下におりてきていた
「ありがと!!!」
何をするのかと思えば、突然大声で・・・ありがと!?
「いっちーのおかげで剣ちゃんは楽しく戦えたよ!あんな楽しそうな剣ちゃんを見たのは久しぶりでした!ほんとにありがと!」
一護の前で話し終えると、今度は更木さんの元へ歩いていった
「んしょっと」
そして、自分の何倍もの大きさの更木さんを軽々と背負った
「ちゃんもありがとう!また、今度はあたしとも遊ぼうね!!」
・・・俺にまた戦えと?
俺の方にむいていたやちるちゃんが、また一護の方へ振り向く
「・・・いっちー。できれば死なないでね。そしてできれば、また剣ちゃんと遊んであげて。お願い」
その言葉を最後に、軽々とした足取りで、壁から壁に飛び移りながら遠くへ消えていった
さて・・・ほんとにどうしたものか
一護を抱えて非難するのには、足の具合からいっていささか無理がある
隊長クラスの死神に見つかれば、それこそ今度は一護が死ぬかもしれない
「・・・どうしよっかなぁ・・・」
「何を悩んでおる?」
突然後ろから声が聞こえる
「・・・びっくりさせないでください・・・夜一様」
その声の主は・・・やっぱり夜一様だった
「すまぬの、少し遅れた。それにしても・・・ずいぶんと派手にやられたのう」
一護の傷と、俺の足を見ながらいった
「まあ、相手があの更木剣八では仕方ない。相討っただけでも大殊勲じゃ」
「一護に比べたら、俺の傷はたいしたことはないんですが・・・どうにも動かせなくて」
引きずって歩くのが精一杯の状態になるとは、思ってもみなかった
「始解もぜずに更木剣八と戦うからじゃ!少しは身の安全を考えんか!」
「は〜い・・・で、一護はどうしましょうか?」
俺はついていくだけでやっと。運ぶことはできない
「儂が運ぼう。案ずるな、こやつは死なせぬ」
「はい」
「おぬしはついてこれるか?その足では走れぬだろう」
そりゃ・・・わかってる。術がないわけじゃない
「心配無用です、夜一様。更木さんのときにもやろうとしてたんですが・・・斬魄刀を解放します」
「わかった。ついて来い、」
「はい!!」
あとがき
結局ヒロインの始解は出さずじまいでした。チャンチャン!
絶対終盤で出すんで、待っててください!!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!!
2006.5.14 煉城瞳
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