〜BLEACH!!〜
第三話

「一護傷なおったん?」
今日は3人で屋上で昼ごはん(遊子がお弁当作ってくれた)
「ああ、しっかしまーきれいにふさがるモンだよなー」
「今更驚いたか当然だ私の気道の成績はトップクラスだったのだからな、その程度の傷の治療など朝飯前だ」
「成績って死神にも学校あるの?」
「ん?まあそんなところ・・・それより一護これはどうやって飲むのだ?」
現代語勉強する前にそういうの勉強しなよ・・・
「あ?どうってストローさしてに決まってんだろ」
「ストロー?」
「この棒の事だよ、これを刺すの。一護はもっと説明してあげなきゃ」
「うるせ!」
うるせってねえあんたルキアがわかるわけないでしょ

「あれぇ!?また一緒にいる。キミたちずいぶん仲いいんだねぇ」
「水色、アホこれが仲いいように見えるか?」
ややっうちら誤解されてるね思いっきり
「ちがうの?まあキミが否定するんなら別にいいけどさ」
これはどこに刺すのだ?」
「ああえっとこれはここの白い所にこうやって刺すの、このストロー引っ張ると伸びるんだよ」
「おお!こんなに便利なのか」
頼むからみんなの前でそれはやめてくれ恥ずかしい

「こんにちは朽木さん、さん!」
「こんにちはえっと・・・誰だこやつは」
あんたねえ覚えときなよ
「小島だよ小島水色」
「あ!小島くん・・・?」
「あったり!自己紹介してないのに2人とも覚えてくれたんだね」
正確には1人ですぜ

「小島水色15歳!趣味は「女あさりだ。」
一護ナイスツッコミ
「ええっ!?ちっ・・・ちがうよひどいなぁ!!」
「こんな顔してものすごいタラシだぞ気をつけろ」
なるほどね
「イメージ悪くなるじゃないか僕は年上の女性にしか興味ないの同年代の女の子には安全な存在なんだからね!」
「だから気をつけろって言ってんだ」
ルキアはうちらの10倍・・・150・・・江戸時代・・・西郷隆盛と同期?・・・やめとこう

「おーすいっしょしていいっすか?」
「おーケイゴ」
「あれ?チャドきてねーの?」
「一護!チャドってあのおっきい人?」
「え?ああそうだけど何でお前知ってんだ?」
「さっき人おぶってどっかいってたそんで遅れるつってた」
「ん?そこにいるのは美少女転校生の朽木さんとクールな優等生さん!!どうしてここに!?」

なに?!うちも含まれてんの!!織姫たちのとこ帰ろっかな(←誘いを断ったうえすでに呼び捨ての奴)
「一護が口説き落として連れてきたんだよ」
「バッ・・・ちが・・・」
「なにィ!?一護てめえ!!グッジョブ!!」
勝手に喜ばないの!
「お・・・おう」
お前も同意するんじゃない!!

「えっと・・・浅野?」
「そうっす浅野っす!このむさくるしい男の園へようこそ!!」
「ああ、どうも」
早くこの時間終わんないかな・・・昼飯はいいから

「よー黒崎」
今度は誰だよ・・・昼飯の邪魔しないで欲しいな
「・・・だれ?浅野」
「お・・・ッ大島・・・!停学とけたのか・・・」
大島?あきらかに不良だなぁ

「どけ浅野!!そのボケぶっ殺してやる!」
浅野が押さえようとしてるけどそんな強そうじゃないなあ
「ねえ一護あいつはいっつもああなわけ?うちの方が強いと思うけど」
「ああ?大体そうだな、俺の方が1000倍強えーのにな」
「一護ぉっ!!さーん!!」
「まあ喧嘩すんだったらうち呼んでね〜それまで弁当食ってるから」
「なめてんのかこいつ!誰がお前みたいな奴より弱いだあ!?」
「お前のことだろ?浅野もそうだけどさ、他に誰がいる?」
「んだとてめえ!!てやああ!!」

アホの喧嘩に顔突っ込んじゃったよ。ぜってー次から目付けられるなこりゃ
「せっかくの昼飯が台無しだ・・・責任、体でとってね」
喧嘩にゃ慣れとる、そのまま腹めがけて蹴り

ボス

鈍い音がして大島が空中を吹っ飛ぶ
うちなんもやってない・・・(少しやったけど)
「・・・お前何やった・・・?」

「うちじゃないよ、そこのデカイ奴」
「ム・・・」

「大島死んじゃうよ?それに手ださなくても勝てたのに。あんたがチャド?」
「ム・・・」
ムって・・・あってんのか?
「ケガ・・・・・・してるな?どうしたんだ?」
「頭のは昨日・・・鉄骨が上から落ちてきて・・・」
何してるんだチャド

「手とかはさっきパン買いに行ったときに・・・オートバイと正面衝突した」
「何してんだテメーは!?」
「で・・・バイクの人が重症だったから・・・病院までおぶって行ってた・・・」
「そ・・・それで遅かったのか・・・」
「ていうか相変わらずなんつーカラダしてんだよ」
「そのうち相手が死んじゃうよ」
「・・・ム」

「お?何だその鳥?」
「コンニチハ!ボクノナマエハシバタユウイチ!オニイチャンタチノナマエハ?」
「おお!おもしれえ!!うちはって言ってみ?」
「ヨロシク!アシュラ・・・オネエチャン?オニイチャン?」
「・・・好きなほうで言ってみ?」
「アシュラオニイチャン!!」
、お前男に見られてるぞ」
「うっせえ!もともと男に見えるようにしてんだよ!」
まああの一部始終を見てるうえズボンはいてるから男と思って当然だな


でもこのインコ・・・う〜んなんて言うんだろなんか普通じゃないような気が・・・
『その・・・が・・3かげ・・・げま・・でき・・・いき・・・やる』
何これ!?変な声がするしかもこの声は・・・虚だ
『も・・・やめ・・・こ・・・い・・・ころ・・・』
どんどん流れ込んでくるよ!映像も入ってきたああ!!
女の人が・・・子供を抱えてるしかも血だらけ・・・そのあと男の人がベランダから落ちて虚になった・・・

「俺の名前はアサノケイゴ!言ってみ?アサノ!」
あれ?途絶えちゃった・・・なんだったんだろあれ・・・記憶・・・かな?
「ところでチャド・・・あのインコはどこで・・・?」
「・・・昨日・・・・・・・・・・・・・・・・・・もらった。」
「コラァ!!オマエ今途中メンドイからハショッたろ!!悪いクセだ!ちゃんと言えちゃんと!」
「は・・・ハショってない・・・!」
「いーやハショったね!」

「状況説明できないと就職できないよ!!」
「そっちの問題か
「もちろん!!わかった?チャド」
「・・・・・・・・・・・・ム」

それにしてもさっきの映像はなんだったんだろ?
、聞いておるのか?」
「・・・何ルキア?」
「今夜あのインコの中に入っている霊の魂葬に行くぞと言ったんだ」

「へ?霊って・・・ホントだ子供の霊が入ってる」
「わかったか?」
「りょーかい・・・でもチャドがさ」
「記憶置換するから心配ないだろう」
「あっそっか。それがあった」

魂葬しちゃうんだったら今のうちに遊んでおこう
「サツマイモ食う?おいしいぞ」
「タベル!タベル!」
「うちの名前は?」
「アシュラオニイチャン!!」
「男じゃねえっての!まあいっかほれ食え」
結局うちは男として覚えられてしまった・・・


放課後は試しに柔道部と合気道と剣道と弓道と・・・まあうちができる部活全ての様子を見に行った
部長に入部是非!って言われたけどどうしよっかなあ・・・
やっぱ柔道と剣道と空手にしとこっかな?でも柔道より陸上・・・・
あれ?一護んちどっちだっけ?あそこの十字路までしか見覚えが・・・って騒がしいな

「何かあったんですか?」
「事故だよ事故、結構大きいみたいだなあ」
へえ〜事故か車が5台ぐらいぶつかってる
人は倒れてないのかな?・・・あっ倒れてるってあれは・・・
「チャド!!」
「・・・ム転校生・・・なぜここに?」
「それはこっちのセリフ!!また車と正面衝突か!?」
「いや・・・後ろから車以外の・・・何かにやられた」
「事故なのに車以外?!どれ傷は・・・ちょっとひどいじゃんこれ!!」
「だ・・・大丈夫だ・・・」
「いいから一護んち行こう、ここの近くだから!」
「大丈夫だ・・・このまま帰っても・・・問題はない」
「おおありだ!意地でも連れて行くからね!!少し黙ってろ!!」
相手が怪我してることも忘れ蹴りを5発パンチを2発
「・・・・・・ム」

「あれ?シバタは無事なの?」
「ウン・・・ダイジョウブダヨアシュラオニイチャン!」
だから男じゃないって
「チャド、シバタも一緒にいたんじゃないのか!?」
「・・・いつも近くに置いているが・・・いつも・・・無事だ」
「・・・まあともかく病院に行くのが先だ!・・・一護の家ってどっちだっけ?」
「・・・・・・あっちだ」
「そっちか!よーしいくぞ!ダッシュで行くから」
「・・・・・・・・・・・・ム」

「一心さん急患だよ!運ぶの手伝って!!こいつ重くて限界だー!!」
家に帰って(一護んちだけど)うちはぶっ倒れた。こいつすっげー重たいんだもん!!
ちゃんどうした・・・ってこれまたでっかい患者だなあ一護!運ぶの手伝え!」
「お・・・おう!・・・チャド・・・!?」
「・・・ム・・・・・・一護・・・・・・」
「この近くでぶっ倒れてたんだよ、しかも車と衝突してないのに!」
「ともかく傷を見せてみろ」
さっきは気づかなかったけど虚の気配がすごくしていた

「一護、一護!これ普通じゃできない傷だよね?」
一護も感じたみたいだから念のため聞いてみた
「ああ・・・この感覚は・・・虚か」
「あのインコも関係あんのかな?」
「・・・おそらくないだろうが・・・まだわかんねえな」
「・・・・・・チャドは心配なさそうだから部屋帰ろっか」
「ああ」
「インコの魂葬どうする?」
「明日で・・・いいだろ」

翌日

「一護!!ちゃん!!大変だ!!!」
「どうしたの一心さん?血相変えちゃって」
「チャド君が・・・チャド君が病室からいなくなった・・・」
「え!チャドが!!?何で?動けないのにって一護!あんたどこ行くの!」
「学校行っているか確かめに行く!」
「オイちょっと待て一護!うちも行く!!」


「「チャドは来てるか!!」」
あ〜あハモっちゃったよ
「いや・・・み・・・見てないけど・・・」
「一護!!チャドもしかして・・・」
「・・・行くぞ!」
「うん!急ごう」
「あ!?おいコラ一護っ!どこ行くんだよ!もうチャイム鳴ってんだろ!あっさんまで!!」
「サボリだから気にしないで!!」
「楽しい楽しい現国の時間だぞぉ!・・・こらぁ!!どこ行く黒崎と!!」
「すんません腹痛っス!!」
「同じく頭痛です!」
越智サンだから大丈夫でしょ(たぶん・・・)
「同じじゃない!!まァいいか、とっとと帰ってきなよ!!!」

もっと早く気づいて一護とルキアに話すべきだった
昨日の映像あの子供はシバタで虚に狙われてるって事に
今からでも遅くはない、今のうちに言っておいたほうがいいだろう
「なあ一護、ちょっとシバタについてなんだけどさ」
「ん?何だ、あのインコがどうかしたか?」
「あのインコ本当h「一護!!!!」
「ルキア!」
「足取りはつかめたか!?」
「ぜんぜんダメ、そっちの方は?」
「こっちもダメだソウルソサエティからの情報はゼロ、レーダーにもかからん」
「じゃあさ!あのインコにくっついてる霊の霊圧をたどればいいじゃん!」
「いやそれはムリだ・・・あんな「そうか!よおし!!」

霊気が充満している様な・・・そんな感じの空気
その中に・・・紙?
「ルキア!何この紙」
なぜか呆然としているルキアにうちが聞いた
「なっお前にも見えてるというのか!?」
うちが見えるのがそんなにおかしいか!!
「みつけた!!こっちだ!」
「よーし!レッッゴー!!」
「お・・・おう」
チャドもインコも絶対死なせない、誰も・・・犠牲にならないようにうちは仕事を始めたんだから
シバタの霊圧のするほうに・・・うちらは走って行った

あとがき
越智さんが先生になってくれないかなあ・・・(遠い目)
2005.11.9 煉城瞳
/〜BLEACH!!〜/